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ハンドメイド作家としての活動を広げる
ハンドメイド作家としての活動は、販売するだけではありません。
初心者を卒業し、中級以上になると自分の目指す方向性についても考え始める時期かと思います。
販売と合わせて活動を広げていくことも、作家としての信頼を得ることができ、宣伝効果にもなります。
自分の目指す方向と照らし合わせて、できることから始めてみると良いと思います。
イベントに参加する
全国各地でクリエイターが集まるイベントが開催されています。
最近ではハンドメイドブームもあり、ハンドメイド作家が集まるイベントが多数開催されています。
実際にお客様に手にとってもらったり、接客することで学べることが沢山あると思います。
主要都市に住んでいない場合は旅費など経費が多くかかるので、ある程度収益が上がってから参加しましょう。
インターネット上で販売するだけでなく、直接販売することで新たなファンを獲得できるチャンスにもなります。
また同じようにハンドメイドに取り組む作家さんとの出会いもあり、活動への刺激にもなります。
ワークショップを開く
スペース貸し出しをしているカフェやイベントでワークショップを開くことで、自身のブランドの宣伝になります。
自分の制作するジャンルが好きな人が集まるので、アイディアのヒントになることもあるでしょう。
専用の道具が必要な場合は、いくつか道具を揃えなければいけないのがネック。
ワークショップ自体で収益を上げると言うよりは、宣伝や新たな出会いが収穫となる活動です。
教室を開いて教える
販売とは違い、教室を開くと定期的な収入が確保できます。
本を出している作家さんでも教室を開いている方は多いです。
道具やキットも生徒さんに販売したり、作品の販売とは違う販売スタイルが行えます。
教室を開く場合は、オリジナルのレシピなどを沢山制作しておきます。
「教えるのが上手」とよく言われる方には向いていると思います。
教える場所は自宅アトリエやスペース貸し出しをしているカフェ、公民館など。
教室の準備で自身の作品制作が遅れてしまう可能性もありますので、スケジュール管理が大切です。
キットやレシピを販売する
凝った作品を作られている方に特におすすめなのが、材料とレシピのキットを販売することです。
ひとつの作品を作るのに時間がかかる制作スタイルの方は、作品販売では確実に時間が足りなくなります。
その点、キットやレシピなら一度作れば複製してすぐに販売できます。
キットの場合は材料の確保が大変なので、難しい場合はまずはレシピを販売してみるのが良いと思います。
ポイントは他にはない作家性や、他には手に入らない「こんな物がほしかった!」と思わせるような作品をじっくり企画することです。
キットやレシピは購入したあと実際に制作するので、「作りたい!」と思わせる作品でなければ売れません。
作品販売とはまた違ったニーズがあることを意識しましょう。
すでに独自性のある作家としてファンが沢山いる方はチャレンジしやすいかもしれません。
本を出版する
本の出版はハンドメイド作家の夢ですよね。
他にはない独自性のある作品を作っているなら、出版社へ企画を持ち込むのもひとつの手です。
近年は手芸関係の本を出版している出版社以外に、一般的な書籍を販売している出版社でもハンドメイドブームの影響でハンドメイド本を出版している状況です。
インスタグラムなどですでにファンが沢山いる人気の作家さんで、出版の提案が来て出版されたという方もいます。
良い作品が出来たら、ホームページやSNSなどで発信したり、思い切って出版社へメールや郵送などで企画を送ってみましょう。
出版社も売れる本を作りたいと考えているはずなので、企画書はすでに出版されている本とは違うトレンドに合うテーマを企画し、自身のプロフィールやSNSでのファン数などもしっかり書き込んでアピールしましょう。
作家活動はひとつではない
ハンドメイド作家の活動も、作品販売だけにしぼる必要はありません。
自分に合った方向性を見つけて、活動の幅を広げていきましょう。
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