- top
- >
- 上級編1:ブランディング
- >
- ハンドメイドブランドのコンセプトを作る
ハンドメイドブランドのコンセプトを作る
ハンドメイド販売を続けていくなかで、大切になってくるのが「ブランディング」です。
ブランディングとは
ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。(wikipediaより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/ブランディング)
長くハンドメイド販売を続けていきたいなら、ファンが増え、リピーターとなってもらうのが理想的です。
自身のハンドメイドブランドのイメージを伝え、共感してもらうことでファンが増えていきます。
ブランドの軸をしっかり考え、伝えていく努力をしていきましょう。
ブランドイメージがファンを作る
ハンドメイド作品のファンは、作家の持つこだわりや独自の世界観に共感して購入しています。
なかには、ブログやSNSからにじみでる作家の人柄に惹かれてファンになる場合もあります。
振り返ってみると、自身にも思い当たることがありませんか?
例えば、
“尊敬している作家さんを好きになったきっかけは、ブログを読んで「細部まで手を抜かない人なんだ。。すごいなあ!」と思ったことだった。”
“ハンドメイド以外でも、地域の伝統工芸など、職人のこだわりを聞いていたら欲しくなった!”
きっとその作品でなくても、探せばきっと似たような作品も見つかるでしょう。
でも瞬間的に「この作品が買いたい!」と決断するには、何かきっかけがあります。
それは「ちょっとしたエピソード」だと思います。
この「ちょっとしたエピソード」がブランドイメージです。
ブランドイメージがファンを作り、作品購入の背中を押してくれるのです。
あなた独自のこだわりはなに?
他の作家さんにはない、あなた独自のこだわりはなんでしょうか?
こだわりと言っても、「個性的である」ことが重要なのではありません。
「ちょっとした違い」だけでもきっかけには十分です。
テーマを絞ってみる
作品のテーマを絞ることで、ブランドのコンセプトが直球で伝わるようになります。
特に既存の商品では今までなかった「かゆいところに手が届く」テーマが良いと思います。
「モバイルポーチが欲しいけど、かわいい柄がないんだよね…」
→市販やハンドメイドでもめずらしい、かわいいモバイルポーチ専門のハンドメイドブランド
「ピアスしたいけど、金属アレルギーが怖いな…」
→金属アレルギー対応のピアスだけを販売する安心ハンドメイドブランド
別の角度から付加価値をあたえてみる
作品を別の角度から付加価値をあたえて、イメージをふくらませることもできます。
「普段、シンプルな服装しかできない人向けに、ヘア小物だけでも可愛く!」
「足元が明るくなる手編みの靴下」
「元気がでるカラフルなアクセサリー」
コンセプトが決まったら
ブランドコンセプトが決まってきたら、1枚の紙に内容をまとめましょう。
いくつか候補をメモして、厳選していくのも良いと思います。
その時に、次のことについても考えていきます。
- どんな人を対象にして作品(商品)なのか?
- いくらくらいの価格帯にするのか?
- 作品を通して、購入者にどんな気持ちになってほしいか?
- 作品を購入することで、購入者にどんな変化が起こるか?
- これだけはゆずれない!ことは?
など、ブランドの基礎となる内容をしっかりとまとめてみましょう。
作品を作る時、価格をつける時、発送する時など、「このコンセプトからズレていないか?」問いかけながら行動していきましょう。
ブランドの軸がしっかりしていると、安定感が増してファンから信頼されるブランドになります。
反対に軸がブレていると、コンセプトが伝わりづらく、なかなか共感してもらえないブランドになってしまいます。
ハンドメイド販売に慣れてきたら、ブランディングについてもしっかり考えていきましょう。
今後の活動方針も決めやすくなりますよ。^^
人気の記事
category上級編1:ブランディング
スポンサードリンク