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ハンドメイド作品の撮り方
ハンドメイド作品を魅力的に撮るポイントをいくつかご紹介します。
ハンドメイド作品の基本的な撮り方
1.机の上に背景となる画用紙などを敷きます。
きれいな柄や木目の机ならそのままでOK。
2.作品を置きます。光が横から当たるようにしましょう。
逆光だと暗くなってしまいますし、手前からの光だと撮影者の影が写ってしまいます。
3.レフ板を窓とは反対に設置して、反射光が作品に当たるようにします。
清潔感のある背景を意識する
写真に生活感がでてしまうと、作品自体のクオリティも低く見えてしまいます。
できるだけ作品と装飾品などしか写らないような場所を整えましょう。
また、背景として手頃なのは白い画用紙です。
小さい作品なら画用紙を敷いて、その上に作品を置いて撮ります。
大きな作品を撮る場合
大きな作品の場合は障子紙などの壁にL字に沿わせてたりハンガーラックにかけて背景にするのがおすすめです。
障子紙はホームセンターなどで400円ほどで手に入ります。
市販の組み立て式撮影ボックスも便利ですし、グラデーションの背景紙なども販売されています。
自然光で撮る
写真には光の量や色味が重要になってきます。
手頃なのは自然光を使って撮る方法です。天気の良い日の午前中などは、柔らかく自然な色味で撮ることができます。
光量が足りないと鮮明に写らないので、注意します。可能であれば、屋外で撮ってもキレイです。
室内が暗い場合は
光の入る明るい部屋がない場合や夜間しか撮影できないときは、撮影用ライトを使いましょう。
本格的なライトでなくても良いので、ライトスタンドとスパイラル電球を2セット〜3セット設置して、光源を確保します。
簡易レフ板を使ってみる
作品の側面など暗く影になってしまう場合や、アクセサリーなど反射がキツくなってしまう場合はレフ板を使うと暗さが抑えられます。
レフ板は白い画用紙を折り曲げて立たせたり、スケッチブックなどでも代用できます。
ダンボールにアルミホイルを貼る方法もあります。
アングルを研究する
作品を際立たせるアングル(角度)を工夫しましょう。
作品に近づいたり、斜めから撮ってみたり、何枚も撮っていくうちに魅力的に見える角度などがわかってきます。
また自分が「きれいだな!こういうお店で買いたいな!」と思うようなお手本写真を研究するのもおすすめです。
どんなアングルや演出がされているのか、光の当たっている方向はどこから当てているかなどをよく見ていくと、きれいな写真が撮れるようになります。
ハンドメイド作品の撮り方が載っているおすすめの本
写真の撮り方の本は沢山発売されていますが、人物や雑貨など沢山の被写体の撮り方をを1冊に収めた本が多いです。
自分の作品に必要なテクニックはほんの数ページだけ…ということが多いのですが、グラフィック社の「シンプル・フォトレッスン」はハンドメイド作品に使える物撮りの方法がメインで載っています。
図や説明もわかりやすくて、ハンドメイド作品をもっと上手に撮りたい!と思った時に読んでほしい本です。
写真の専門家を目指している人のために書かれた本ではなく、ハンドメイドの作品をきれいに撮りたい人のために書かれた本はあまりないので貴重だと思います。
「身近な道具で上手に撮る」スタンスなので、スマホで撮っている人やあまり撮影道具に予算をかけられない方でも参考になると思います。
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